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水葬

短歌

うつしよと隔てるように石を入れた
さらばおとうと 波路遥かに

白波に花が散らばり消えてゆく
幾千の日々皆帰らざる

ごわごわの麻袋では痛かろうと
シルクのスカーフこっそり巻いた

いつか誰がか言っていた海の底の
都をきっと見に行ったんだね

死ぬことは罪だと思う
生きるのは罰だと思う朝靄の中

 

I believe ?海の底から?

I believe ?海の底から?